先輩医師からのメッセージMessage

専攻医からのメッセージOtorhinolaryngologist

旭 宣明先生2025年入局

『日本一』が2人いる医局。嶋根俊和教授は神経鞘腫に対する手術,特に被膜間摘出術をより確実に行う持続吸引シリンジ法(CAS法)を考案され、日本で最も多く神経鞘腫手術を執刀されている先生であります。福島啓文教授は長くがん研有明病院で頭頸部癌手術に携わり,特に喉頭を失った患者に声を宿す食道シャント手術を日本で最も多く執刀されている先生であります。
自分は頭頸部癌手術に魅了され、手術がしたい一心で昭和医科大学耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座の門を叩きました。
当講座との出会いは愛媛県松山市で開かれた第33回日本頭頸部外科学会総会に参加したときでした。最終日、学会会場を後にして松山空港の喫茶店で搭乗時間まで時間を潰していると隣に偶然座ったのが福島教授でありました。 “あ、福島先生だ。そういえば昭和大学に移ったんだよな。手術見させてくれるかな。” 当時面識がなかったにも拘わらず、厚かましく渡した名刺を快く受け取っていただきました。手術を見学しに行くと、なんと頭頸部外科医、口腔外科医が混ざって手術を執刀されていました。かくいう自分は医師・歯科医師の資格を持っておりましたので、“こんな打って付けな医局は他にない!”と入局を希望させていただきました。
とはいったものの、執刀医になれるか不安も当然粛々としてありました。ところが、入局してみると2人の『日本一』は“どんどんやりなさい”と背中を押してくれるではありませんか。気づけばこの1年で頸部郭清術に始まり、なんと拡大耳下腺全摘、咽喉食摘や喉頭全摘まで執刀させていただくことができました。
このような“神医局”に身を置かせていただけていること、幸甚の至りに存じます。

秦 美遥先生2024年入局

私は2022年に東邦大学を卒業後、都内の市中病院での初期研修を経て2024年より昭和医科大学耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座に入局しました。学生時代から手を動かす事が好きだったため、外来・病棟・手術などで手技の機会が多い耳鼻咽喉科頭頸部外科に魅力を感じていました。初期研修1年目の11月に初期研修で耳鼻咽喉科をローテしたのをきっかけに耳鼻咽喉科頭頸部外科に進む事を決意し、医局探しを始めました。私が医局探しで重視した点として、①異動先の病院が近郊である事、②耳鼻咽喉科頭頸部外科疾患を幅広く満遍なく経験できる事、③結婚・出産などのライフイベントと両立できる事、でした。昭和医科大学耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座には初期研修1年目の12月に初めて見学に伺いましたが、1日を通して「ものすごく雰囲気が暖かくて居心地の良い医局だな」と真っ直ぐに感じたのを覚えています。その上、自分が重視していた4つの条件も充分満たしており、まさに自分にあった医局だと感じて研修医2年目になった時に入局を決めました。どんな環境でも、新しい環境に変化した後は元々抱いていたイメージとのギャップを感じるものです。他大学卒、関連病院ではない市中病院で研修していた私にとっては環境に馴染めるか不安がありましたが、全く杞憂でした。現在入局して感じるギャップは「不安に思っていたより遥かに働きやすい」という事です。当医局は入局前に感じた以上に、どんな経歴であれ受け入れてくれる暖かい雰囲気で、上級医の先生方の指導は手厚く、仕事もプライベートも充実した毎日を過ごせています。また産休育休を取得していたり育児で時短勤務をしている女性の先輩方も複数いらっしゃるので、今後のライフプランも入局前より立てやすくなりました。耳鼻咽喉科頭頸部外科は緊急疾患もあるため、日によっては仕事終了が遅くなり大変な思いをする事もありますが、その分経験も多く頂き成長を実感できています。また仕事終わりに同僚の先生方とご飯に行ったり、休みの日にはみんなでディズニーに出かけたりする事もあり、皆様公私共に仲良くしてくださり楽しい毎日です。入局を考えている皆さん、是非一度見学にいらして昭和医科大学耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座の雰囲気を感じてみてください。いつでもお待ちしております!

木島由葵先生2023年入局

私は2021年に信州大学を卒業後、神奈川県の市中病院で初期研修を行いました。耳鼻咽喉科をローテートした際に内視鏡下手術や頸部手術に興味を持ち、関連病院であった昭和医科大学耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座への入局を決めました。
 入局後は地域枠の関係で、岩手医科大学耳鼻咽喉科頭頸部外科医局にて専攻医としてのスタートを切りました。東北地方での生活は初めてで不安もありましたが、手厚いご指導と医局員・スタッフの温かい支えのもと、多くの症例を経験し、非常に充実した日々を送ることができました。
 その後、昭和医大の医局へ戻る際には、医局の雰囲気や環境が分からないことへの不安もありました。しかし実際に戻ってみると、上級医の先生方が気軽に相談に乗ってくださる風通しの良さや、専攻医同士が自然と助け合える雰囲気、また同期にも恵まれすぐに安心して診療に取り組むことができました。忙しい中でも手厚いご指導をしていただき、また専攻医同士でも助け合える環境は昭和医大医局の大きな魅力だと感じています。
 耳鼻咽喉科頭頸部外科は耳、鼻、頸部、また老若男女幅広い領域を扱う診療科であり、専攻医3年目となった現在でも新しい学びに出会う日々です。多様な経験を積める環境にやりがいを感じています。
 昭和医科大学耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座は、幅広い疾患を経験できることに加え、人の温かさと手厚いご指導が強みの医局です。少しでも興味のある方は、ぜひ一度見学に来ていただければと思います。

奥澤奈緒先生2020年入局

私は2018年に大分大学を卒業後に、2020年に当講座へ入局いたしました。私が入局を決めた理由は、耳鼻咽喉科頭頸部外科が診断から治療まで一貫してできる科であること、また耳、鼻、頭頸部と非常に広い分野で診療できることに魅力を感じたからです。
私は入局して1年半後の2021年冬に第一子を出産し、1年半の産休・育休をいただき、2023年春から仕事に復帰しました。夫の仕事の関係で、本院からは電車で2時間程度かかる場所からの通勤ということもあり、10時から15時30分の時短勤務の体制を取り、土日祝日の勤務はなく、当直も免除してもらっています。入局して間もなく仕事を長期で休むことに不安はありましたが、先生方は皆さん心から祝福してくださり、妊娠中も復帰後も親身になってサポートしてくださいました。教授も医局長も子どもを持つ父であり、子育てにとても理解がある方々でフレキシブルな働き方を許容してくださいました。こんなに働きやすい職場が他にあるのかな?と思っています。復帰後すぐは急なお休みでも影響の少ない初診外来や補聴器外来、嗅覚外来、処置外来を主に担当していましたが、勤務に慣れた頃からは自分で手術を組んだり、助手として手術に入らせていただくようにもなりました。
土日は完全に仕事はオフなので、家族で外出することが多いです。茨城県は全国で1番キャンプ場の多い県で、最近は月1のペースでキャンプをしています。平日に娘と過ごす時間が減った分、土日ずっと一緒に過ごせることがとても嬉しく、娘の成長を見守れる大切な時間になっています。
最後に、女性医師のみなさん妊娠出産は本当にタイミングだと思います。キャリアアップのためには専門医まで取ってから、、、という考えもありますし、その方がスマートなのかもしれません。ですが私は専門医試験前のこのタイミングで出産したことを後悔していません。妊娠・出産によって働く時間、経験できる症例数が減ってしまったとは思いますが、努力次第でその幅は広げることができますし、一生の仕事と考えれば勉強を続けることに変わりはないと思います。結婚・出産・育児などで働き方を変えざるを得ない状況でもいつでも当教室は柔軟に対応してくれますし、サポートしてくれます。耳鼻咽喉科頭頸部外科に興味のある研修医や学生の皆さん、まだどの科に興味があるかわからない、決められない皆さんもどうぞ見学にいらしてください。お待ちしております。

関野恵里子先生2020年入局

私は東海大学を卒業後、昭和医科大学江東豊洲病院で2年間の初期臨床研修を経て、昭和医科大学医学部耳鼻咽喉科頭頸部外科学講座に入局しました。当講座を選んだ理由は3つあります。まず、指導医の先生や先輩方が熱心にご指導いただけることです。様々な大学出身の先生方がいらっしゃり、私自身が他大学出身であっても、分け隔てなく接していただいて、働きやすい環境を作っていただいています。また、女性医師の比率が高く、子育てと仕事の両立を成功させている先輩方がたくさんおり、食事をしたり、ランニングをしたりとプライベートでも親しく付き合いながら多くの学びを得ています。さらに、関連病院が関東中心にあり、異動による生活の変化が少ないという点も選ぶ上での重要な要素でした。
実際に耳鼻科医として働く中で、外来、手術、病棟の業務に幅広く従事することができ、バランスよく学ぶことができています。聴覚や嗅覚に障害を持つ患者の生活の質を改善するため、自らが執刀した手術や処置で直接的な改善の反応を見られることは大きなやりがいになっています。
上級医の先生方のご指導のもと、各勉強会や学会に参加する機会も豊富にいただいております。毎年学会で研究発表をする機会をいただき、参加したトレーニング研修会や他大学で行われる勉強会では院内だけでは得られない多くの学びを得ています。
現在は研修の一環として市中病院に勤務していますが、自分が執刀する手術の件数が増えてきたことで、実務上の経験値も積ませていただいています。耳鼻科は緊急疾患があるため、当番日には夜間の呼び出しや緊急手術がたびたび発生しますが、皆で協力して分担し、オンオフのメリハリを保ちながら取り組んでいます。
もし少しでも当医局に興味をお持ちいただけたら、ぜひ一度見学にいらしてください。そして一緒に働けることを心待ちにしています!

溝上雄大先生2019年入局

耳鼻咽喉科頭頸部外科の手術は、時に豪快で時に緻密なものとなります。そんな様々な表情を見せる手術に魅力を感じ、私は耳鼻咽喉科頭頸部外科を専攻することを志しました。北里大学を卒業後にこの医局を選択した理由は、アットホームな雰囲気に加えて、東京と神奈川を中心に働くことができる立地の魅力にも惹かれたからです。
実際に、これまでの経歴を振り返ると、満足できる専攻医生活を送ってきました。初年度は昭和医科大学横浜市北部病院で、先輩の指導の下、口蓋扁桃摘出術などの手術を経験しました。異動後の小田原市立病院では、地域の中核病院として非常に多くの手術や外来に携わり、特に甲状腺や耳下腺の手術を多く執刀させていただきました。外来では、構音障害や難聴を抱えた児童とその家族と向き合う日々を過ごしました。その後は昭和医科大学病院へと異動し、これまでの経験を活かしつつ、高次医療機関でしかできない癌治療などを学ぶ日々を送っています。
医局での生活は決して楽ではないですが、趣味や友人関係、プライベートの時間は十分に確保できています。週末にはバイクでツーリングに行き、仕事終わりにはボクシングジムで汗を流すこともあります。充実した生活を送ることができているのは、ひとえに先輩や後輩、同期たちのおかげです。是非、ご検討中の研修医や学生の皆様は、見学に来て当医局の雰囲気を肌で感じてみてください。