私は歯科医師である父と兄と将来一緒に仕事をすることを目標としていたため、口腔や咽頭領域とも密接に関わる耳鼻咽喉科に魅力を感じ、昭和医科大学耳鼻咽喉科学頭頸部外科学講座に入局しました。入局して5年が経ち、耳鼻咽喉科専門医の認定を受けた後、現在は大学院の臨床薬理学講座に所属し、舌癌とAIに関する研究に取り組んでいます。
耳鼻咽喉科は、聴覚・嗅覚・味覚などの感覚器を専門とする診療科であり、人の生活の質(QOL)に大きく関わる機能を扱う分野です。また、小児の中耳炎やアレルギー性鼻炎から、高齢の患者さんの嚥下障害やめまい、頭頸部腫瘍まで、老若男女さまざまな患者さんを診療することも特徴の一つです。特に私は、食べることや話すことに関わる口腔・咽頭領域に興味があり、耳鼻咽喉科は「食べる」「飲み込む」「話す」といった人の生活に直結する機能に深く関われる診療科であることに魅力を感じています。
また、嚥下障害、アレルギー疾患、めまいなどの診療では、内科、神経内科、歯科口腔外科、リハビリテーション科など多くの診療科と関わるため、幅広い知識が求められます。その分、日々の診療の中で学ぶことも多く、非常にやりがいのある分野だと感じています。
昭和医科大学耳鼻咽喉科学頭頸部外科学講座では、頭頸部腫瘍、耳科、鼻科、咽喉頭、嚥下、アレルギー、めまいなど耳鼻咽喉科領域を幅広く学ぶことができます。上級医の先生方の指導も非常に丁寧で、診療や手術の中で一つ一つ経験を積みながら成長していくことができます。また医局の雰囲気はとてもアットホームで、困ったときには気軽に相談でき、先輩後輩の距離も近い温かい環境です。忙しい中でも、医局員同士で食事に行ったり気軽に話をしたりと、自然とコミュニケーションが生まれる雰囲気があることもこの医局の魅力だと感じています。
大学医局では臨床だけでなく研究に取り組めることも大きな特徴です。私自身は、近年医療分野でも注目されているAIを活用し、舌癌の診断や治療に役立てる研究を行っています。臨床で感じた疑問を研究という形で掘り下げることで、新しい知見につながる可能性があり、医師としての視野を広げてくれる貴重な経験だと感じています。
耳鼻咽喉科は幅広い疾患を扱い、手術・内科的治療・リハビリテーションなど多面的に患者さんに関わることができる奥深い診療科です。もし少しでも興味があれば、ぜひ気軽に医局の雰囲気を見に来てください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。